Faire le tour

140字には収まらない愛を叫ぶ

untitledが素晴らしかったので語る

5×20事変でとつぜん櫻井帝国の民になったわたしですが、もう書きたくて書きたくてたまらなくなったので綴ります。


2018年12月8日以降、わたしはとにかく嵐のDVDを買い漁りました。
最初に買ったのはuntitled、Are You Happy?、Japonismの3本。
最新の櫻井翔さんにオチたので最新のものから買い揃えようという単純なものだったけど、結論から言うと、驚嘆?感銘?圧巻?なんかもうそのすべてが当てはまるのだけど、なにもかもが圧倒的すぎてほぼ毎日untitledをみてしまっている。
なんならそのあと音源が聴きたくてアルバムも買ったし(たまたま近所のCDショップに初回版があったので飛びついたけどこれに関してはユニット曲が入ってる通常版を買った方がよかったかも)さらには嵐の嵐会目当てで初回版を探してこれも購入した。
嵐の嵐会については別記事にしたいほどなのだが、まず松本解説員による解説が本当に素晴らしいし、嵐が嵐を愛しすぎている。
嵐から嵐への愛がだだ漏れている映像はこの上なく幸せな光景で、テレビ画面を拝まずにはいられなかった。

わたしは、関ジャニ∞を応援している中で常に【嵐さんとの格差】を感じていたのだけれど、わたしの中で嵐さんが嫉妬対象になってしまい茶の間ファンどころか嵐さんは好きなんだけど…疎ましい…妬ましい…いいなぁ嵐は………って思ってた期間があって。
まあこれは今になって思うとほんと申し訳ございませんでした!!!!!って謝りたいことなんだけど。
もうまさにヨコヒナがタッキーさえおらんかったら…!って思って滝様を勝手に敵視してたような感じなんで。ほんと担タレだな(;∇;) 

でもね、5×20を観て、嵐さんが何年も王座に君臨し続けられるワケを少しだけ知れた気がして、それまで感じていたモヤモヤがスーッと晴れてこのグループがどこまでいくのかこの目で見届けたいって素直に思った。
とまあそんなことを思いながらuntitledを再生するわけなんだけど、アイドルのコンサートにおいて一曲目にどのように登場するかって結構大事じゃないですか?
untitledの嵐さんはその点において完っっっ璧だった。
制御型ペンライトの光の演出(鳥肌立った)、声は聞こえるけど姿は見えない、この高揚感たるや!
からの、"can't stop this feeling"で照明バーン嵐バーーーン!でこちとら深夜にぎぃやぁぁぁぁってなりました。子供が起きたらどうしてくれる(知らんがな)

本当は一曲一曲ちゃんと語りたいけど、語ってたら朝になるし1万字インタビューかよ長えよってなるので割愛する。
一曲目から完璧すぎる演出にuntitledの世界に一気に引き込まれました。



というわけで、ここがすごいよuntitled

まず、え?モニターデカすぎません???ってなるんですよ。
2曲目のアイルビーであの超巨大モニターにバーーーン!って嵐さんが映るじゃないですか?
ヒッ……すごい…高そう……って思うんですよ。
そこ?って感じだけどこれはもう簡素なセットで育ってきたeighter(貶してない。むしろエイトに関してそこはわたしにとって重要ではない)なので許してください。天下のお嵐様、その財力が半端ない。完敗だ。
遠くて見えないならモニターをデカくすればいいんじゃない?の一言でこの超巨大モニターを実現させたらしいですね。これって本当に凄いことですよねー
コンサートをするだけでは赤字だと言われている昨今、嵐さんのコンサートは特に莫大な制作費がかかっているのだろうってただのオタクでも容易に想像できます。
これだけ金をかけても回収できると見込まれているんだもんね。コンサートの演出や資材機器設備に惜しみなく費用をかけられるというのはこの上ない強みだと思います。

せっかくの巨大モニターもスピーカタワーがあっては台無しだ→ならばスピーカーを天井につけよう、の発想も素晴らしいし、それを実現してしまうチーム嵐の技術力の高さ感心するばかりである。
これが当たり前じゃないんだよ、ということを長年他のグループを見てきたわたしは思うわけです。


続きまして、ここがすごいよuntitled

そもそもアルバムタイトルが【untitled】つまり【無題】
当然ツアータイトルも【untitled】
20周年を目前にしたグループがここへきて【untitled】というアルバムをリリースして、そのリード曲が「未完」……って。クラクラする。
語彙が乏しいので伝わらないと思いますが、その潔さと、まだまだ終われないという貪欲さとプライド、この挑戦的な、意表を突いたコンセプトがかっこよすぎて大の字で天を仰いだ。
ちゃんちゃらおかしい、嫉妬してる場合じゃない、今すぐこの波に乗らなかったら後悔する!と思った。



最後に、ここがすごいよuntitled

Song for youからの「未完」
とんでもないものを見せられて、本編終了後わたしはしばらく放心してしまいました。
夢…?夢を……見ていた……の…?という気分に。
untitledというアルバムの中で恐らく重要なポジションなのであろうこのSong for you。コンサートでも本編のラストの方で歌われたがなんせ長い。
まるで交響曲のようだし、ジャニーズの舞台一本分くらいのポテンシャルを持っていた。
いやそもそもこの曲が良すぎる。すごい。この壮大なジャズバラードが素晴らしすぎる。
そして大野智さんの歌唱力が本当に本当にブラボーなのである。大野智さんが歌もダンスも最高峰なのは知っていたけど、それでもやっぱり口に出して言いたくなる。素晴らしい表現者だ。
あと櫻井翔さんにロングブーツを履かせた衣装さんグッジョブすぎますありがとうございました。ジャケットの王子丈も完璧です。




"どこまでも どこまでも 旅は続いてく
   大海原に 描いた夢を 君に見せるその瞬間(とき)まで
   これからも 僕ららしく 笑って"



もうね、歌詞を全部引用したいくらいなんだけど。
嵐さんが大海原に描いた夢はどんな夢なんだろう。その夢の端くれをわたしにも見せてほしい。
案外ずっと5人でいる事だったりするのかな?簡単なようでとても難しいこと。
でも嵐さんならその夢をみせてくれる気がするから、関ジャニ∞では叶わなかった永遠を、わたしは嵐さんに重ねたのかもしれない。だからとてつもなく惹かれたのかもしれないと思いながら泣いていた。
あとこれだけは言いたいんだけど、翔さん顔が良すぎるよね……好き…


"途切れずに 誰も離れずに"のところで翔さんが4人の方を向いて歌うのだけど、こういうのにグッときてしまう。ババアだから。
嵐さんは5人でいることをとても大切に思っていて、関ジャニ∞を『家族』と表現するならば、嵐さんは『仲間』なのかな。
同じ方向を向いて、足並みを揃えて、みんなで一緒に嵐を前に前に進めてる。最高の物語をつくっている仲間。そんな関係やっぱり羨ましいなあって思ってまた泣けちゃうよね。

そんな涙も吹っ飛ぶほど「未完」にもまた度肝をぬかれた。
しっとりした雰囲気を打ち破る「未完」のデジタルロックな力強い前奏。
アルバムリード曲を本編の一番最後に持ってくるそうきたか!感。嵐さんさぞドヤ顔でしょう。泣いてる場合ではない。
翔さんのラップ詞がまたたまらないんだけど


"あの頃はいきがり" だったけど、
"いま、夢の先の未来"で、
"目の前は誰もいない"


こんなの人気と実力を確固たるものとしてトップに立った人にしか書けない詞だと思うんだけど、それでも嵐さんは"輝きだす未完成の「I」"って歌うんですよ!!!!!!!!

わたしがこの曲でいちばんシビれたところ。高まりすぎて昇天したので放心状態になりました。

いつ頃だったか嵐さんの顔が変わったなって感じた時期があって。なんていうか、トップを見据えたと言うか、トップを捉えた顔と言うか。
嵐さんはみんな帝王学でも学んだの?立ち居振る舞いにしても何にしても自信に満ち溢れている(ように見える)人たちは見ていてとても気持ちがいい。


登場も完璧だったけどはけ方もまた完璧でしたネ。あれ???あらしさん……き…消えた?????これ現実???とかわけのわからないことを呟いてしまいました。

余談ですが、アンコールラストの曲がカンパイソングってところも出来すぎてる。綺麗すぎる。
最後にあれだけ盛り上がってみんなでバイバーーーイ♩って歌って終わるコンサート、もう思い残すことなくない???
はーーー!楽しかった!!!嵐さんばいばーい!またねー!!!!!って清々しく帰れるわ。

最初から最後まで丁寧によく考え練られたセットリスト、最高峰の演出、素晴らしい楽曲、嵐さんが信頼を寄せるJr.たち、バンドメンバーとストリングスの皆さん、そして何より嵐の5人。
このトップオブプロ集団なTEAM嵐がつくるコンサートというかuntitledの映像をできるだけ多くの、いや、できるならすべてのジャニオタにみてほしいと心から思っている。